いつも疲れを感じるその体の不調、実は胃腸の冷えからきているかも?

 

最近何だか疲れが取れない、無力感があるな・・・

 

最近の在宅ワークで、通勤回数が減ったり会社に行かなくてもいいなどストレスが減った人も多いはず。

だけど何となく体が重い、やる気が出ないなど気持ちが萎えてしまっている人はいませんか?

実はその疲れ、無気力感は中医学的な観点から見ると

胃腸虚弱の冷え」からきているのかもしれませんよ。

 

「え?でも私は特に冷え性じゃないと思うけど」

 

そう思っている人は男女を問わずいると思いますが、

 

自分では強い冷えを感じていなくても体の中が冷えている「隠れ冷え性」が

 

まん延している場合もあります。

 

今回は「胃腸虚弱の冷え」による疲れにスポットをあてて、その症状と漢方・中医学的な対策法、体調に適した食材とレシピをご紹介します。

 

 

胃腸の冷えに関係する「脾」って何?どんな特徴があるの?

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女性に多い「気血不足」が冷えを悪化?冷え性におすすめの食材は?

 

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上記の記事では「血」や「気」からくる冷え性についてご説明しましたが、

 

今回は漢方・中医学で言う「脾」についてです。

 

ところで「脾」とは何?

 

日常で聞き慣れない「脾」という言葉にどんな役割があるのか分からない人も多いですよね。

 

 

脾とは西洋医学で表すところの胃腸を含めた「消化器系全般」栄養代謝などをつかさどる場所です。

 

 

 

胃腸の冷えに関係する「脾」と気・血の関係は?

 

脾は食ベものを消化吸収して、血や気を作り出すところです。

 

身体を温める「血」や活動のエネルギー源になる「気」は、主に「脾胃(胃腸)」の働きによって

生み出されます。

 

そのため脾胃の働きが低下して弱ってくると、身体の中に気や血が十分に巡らなくなり、

それが冷えの原因になってしまうんですね。

 

 

女性では月経の血が十分に作られなくなり月経不順や不妊の原因にもなってしまいます。

 

そして血液機能にも関係し「脾」が弱って低下してくると、逆に出血をしやすくなったり月経に影響を与えます。

 

女性の月経で言えば、月経血がうすい、量が少ない、逆に長く続く、不正出血が増えたりなどの症状が見られます。

 

妊活をしているご夫婦などは、不妊の原因にもなる可能性があるので注意が必要

 

 

もう一つ、脾が弱っているこのタイプは、しっかり栄養を取ることが出来ずに免疫力が落ちてしまう傾向にあります。

 

風邪やインフルエンザなどのウイルスにも掛かりやすいので、この機会に脾を整えて全身の状態を回復してあげましょう。

 

 

胃腸の冷えに関係する「脾」が弱ることで起こる主な症状

 

冷えの面で見ると、疲れると冷えが顕著に出やすくなります。

 

その他には

 

・疲労感

・無力感

・息切れ

・汗をかきやすい

・ウイルスにかかりやすい

・食欲不振

・お腹のハリ

・軟便or下痢

など胃腸が弱い人が多い

 

あと、漢方医学では舌の状態を必ず見ます。

病後に舌のコケが普段より白くなりやすい人は、脾が弱っているかもしれません。

 

 

胃腸の冷えに関係する「脾」が弱っているときの対処法

 

脾が弱っているなと感じる時の養生の方法として、

 

まずは温かい飲食をとりましょう。

 

たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、冷え性の改善の基本は食事のとり方でかなり変わってきます。

 

他にも消化の良い食事などを心がけ、脾と胃の働きを穏やかに整えることです。

 

夏場などはついつい冷たいモノを体に入れたくなりますが、

 

キンキンに冷えたモノより、少しぬるい位にするだけでもかなり違いが出ますよ。

 

 

 

胃腸の冷えに関係する「脾」が弱っている時の効果がある食材とは?

 

脾が弱っているときは、基本として体を温める食材を取ることですが、他にも消化を促したりするのも重要です。

 

消化の良いモノ

・大豆食品

・きのこ類

 

薬味

・ネギ

・生姜

 

香辛料

・シナモン

・カルダモン

・フェンネル

・八角

・山椒の実

 

飲料

・紅茶

 

紅茶にシナモンを振るだけでも、身体が温まります。

 

もちろん辛すぎる香辛料はダメですが、香りを五感で感じれる薬味や香辛料で適度に体を温めてあげましょう。

 

 

 

胃腸の冷えに関係する「脾」が弱っている時にオススメレシピ

 

脾が弱ると、胃腸も荒れやすくなります。

ここでは胃に優しくて、消化のいい食べ物を使ったレシピを紹介。

 

 

🔳湯豆腐

湯豆腐は冬の食べ物と思いがちですが、実は一年を通して健康食です。

豆腐は大豆製品として上質なたんぱく質が取れ、温めることで胃腸に優しくなります。

 

ここでポイント!

湯豆腐と言っても豆腐だけを入れるのではなく、きのこ類やネギなどを加えましょう。

ポン酢と一緒にお手軽なチューブの生姜などを加えるのも良いでしょう。

 

湯豆腐の参考レシピ

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今日の料理:しいたけ、チンゲンサイ入り湯豆腐の情報はこちら

 

 

🔳白身魚とネギを使ったレシピ

白身魚は病後に病院食として出される事も多いくらい消化の良い食材です。

きのこやネギを加えれば、立派なメインに。

 

ここでポイント!

あんかけを掛ければ、料理も冷めづらく温かい状態を保ってくれます。

 

白身魚のあんかけ参考レシピ

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今日の料理:白身魚のあんかけの情報はこちら

 

 

🔳シナモンを使ったミルク紅茶

シナモンと紅茶は体を温める食材として適していますが、一番簡単な飲み物で摂取してしまいましょう。

シナモンティーの参考レシピ

クックパッド:風邪のひき始めにシナモン紅茶の情報はこちら

クラシル:ティーバッグで簡単ロイヤルミルクティーチャイこちら

 

まとめ

 

と言うことで、今回は「疲れを感じやすいのは胃腸虚弱の冷えからきている」

と題してお送りしました。

 

普段から体がダルく無気力な時があって、病院の検査などで異常がなければ

漢方医学から見たところの胃腸の冷えが原因かもしれません。

 

まずは体を冷やさず、お水ではなく白湯に変えてみたり生活の中でチョットした工夫をしてみましょう。

そして食生活を徐々に変えていく事で、身体に良い変化が出てくるかもしれません。

是非この機会に出来ることから取り組んでみましょう。